体外受精とDNA鑑定


体外受精で出生、27人に1人 国内12年3.7万人誕生

体外受精とDNA

日本産科婦人科学会は5日までに、2012年に国内の医療機関で約32万6千回の体外受精が行われ、 3万7953人の子どもが生まれたとする報告をまとめた。12年の総出生数は約103万7千人で、 体外受精による子どもの割合は約27人に1人となった。

[日本経済新聞]


芸能人が所謂『妊活』を公に発表するようになってきた近年。
少しずつ、少しずつ妊娠をする方法が多様化してきているということが世の中に浸透してきたように思います。

そもそも、不妊治療の一つである体外受精とはどういうことでしょうか。

ホルモン剤や排卵誘発剤などを使って排卵を促す。

採卵:拡大した卵胞の中から卵子を吸引。

採取した卵子を培養液の中で精子と混ぜ合わせ受精させる。

受精卵を女性の子宮内に移植。

着床を促すために黄体ホルモン剤を投与。

上記のように、男性女性共に卵子や精子が自分の体から離れて受精をし、着床をさせていくことのようである。

一度自分の体から離れての妊娠…ということで少なからず本当に自分たちの子どもなのか…不安が拭いきれないということで当社には依頼がある。

実際に海外では体外受精の取り違えのニュースもあるようである。

日本経済新聞より

そんな中、とても申し訳なさそうなお問い合わせのお電話を受けた事がある。

『…父子鑑定と母子鑑定もお願いできますか…?』と。

お話を伺いご提案を申し上げていると

『…実は…体外受精でやっと子供を授かり産んだんです。…でも…私たち夫婦の子供…だよね?という少しの不安が…私、 こんな事を思うなんていけませんよね…でも…』と、言葉に詰まりながらも、お気持ちを伝えていただいたお客様が以前いらっしゃった。

せっかく、待望の子供を授かった、でも一度身体から離れてしまっているので確認したい、お世話になったお医者さん達を疑うわけではない、でも…

という女性の複雑な心中は、痛いほど伝わってきた。

当社では、父子の関係の有無を鑑定する『父子鑑定』との依頼が圧倒的に多い。
父母子参加の父子鑑定の場合、母親は『生物学的母親であるという前提』で父子の関係を確認していく。

通常の父母子参加の父子鑑定の場合、母子関係が成り立っているからこそ 父子鑑定が実施できる。
父子関係について、○○万人に一人の確率で生物学的父親である、父子関係にはない等の結論が得られるが母子関係については特筆されない。

そこで我々がご提案申し上げているのが、母子鑑定の追加検査である。
前者の『生物学的母親である前提』での検査との違いは、母子の関係性にも言及していくことだ。

母子、父子両方の関係性を確認したい方には、まず母子で母子関係に矛盾がないか検査・解析をしていく。
母子についても、○○万人に一人の確率で生物学的母親であるということが鑑定書に結論として記載がされる。
そこで、生物学的母親である結果を受けて、父子関係も解析をしていくという流れになる。

当社でご協力させて頂き、結果は母子鑑定父子鑑定共に肯定。
泣きながらお礼のお電話を頂戴しました。
『これで、不安なく子供を大切にしていけます』と。

同じような悩みを抱えていらっしゃる方、お客様の不安に思う気持ちを恥じたり罪悪感を感じたりしなくて大丈夫です。

弊社が、お客様の不安を解消する一助となれましたら幸いです。
お電話を頂けましたら、スタッフが精一杯対応させて頂きますのでご安心ください。


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